100歳を迎えたご利用者さまが語る
一燈園での穏やかな日々
2024年2月に入居された小林恵美子さま(100歳)に、一燈園での暮らしについてお話を伺いました。
一燈園で暮らし始めたきっかけと、入所した感想を教えてください。
今年の2月にここ(一燈園)に来たの。前は別府市内の別の施設にいたんだけどね、事情があって出ることになって。相談員さんに話をしたら「ここがいいよ」って、紹介してもらったの。
前の施設は、息子夫婦が住んでいるところから離れていたんだけど、今は近くなったから、週に2回くらいは顔を見せてくれるのよ。

施設では何をしている時が楽しいですか?
他の入居者さんと一緒に過ごす時間はありますか?
朝は早起きなのよ。5時くらいには起きるのよ。私の友達が高校の先生をしていてね。毎日、朝6時4分の特急電車に乗って中津まで通っているの。毎朝ベランダに出て、その電車に手を振るんです。白いタオルを持ってね。
だから、早起きがクセになっちゃって。起きてから電気を付けて、カーテンを開けて外が見えるようにするの。それが習慣ね。その時間は毎日楽しみだわ。
月曜日はリハビリ、金曜日はデイケアハウスに1日行っているのよ。
他の入居者さんとは、食事の時間に食堂で一緒にご飯を食べるんだけど、耳が遠くてね。テーブルが同じになった人とはお話できるけど、離れた人とはなかなかお話ができないのよね。

毎日一緒に過ごす施設スタッフについての感想を教えてください。
職員さんたちは、いつも良くしてくれるのよ。私は耳が遠いから、耳の近くで話しかけてくれてね。
耳が遠いのと足が悪いだけで、洗濯は自分でするし乾燥機も使って乾かしますよ。生協の販売が玄関のところに来る日も、自分で歩行器を使って下りて買い物もしています。
ただ、掃除だけはね。1週間に1回掃除に来てくれていて、みんな優しいですよ。本当に良くしてくれます。

一燈園の良いポイントをあげるとすると、何でしょうか?
ここはね、食事が美味しいの。「今日は何が出るかな?」って、毎日楽しみなのよ。私はお刺身や生のものが好きで、夕食に週に1 回くらいネギトロやりゅうきゅうが出るのよ。ごちそうがありますよ。
それから、ここは本当に見晴らしが良いでしょう?山も海もすぐに近くで見られるし。良い環境ですよ。
