介護支援専門員 | 入職17年目
介護支援専門員 | 入職17年目
「ご利用者さまが喜ぶことを第一に」心がなにより大事な仕事
現在のお仕事の内容を教えてください。
在宅事業部の管理職ですので、ヘルパーやデイサービス、グループホーム、訪問看護など、さまざまな事業所の管理・運営を上司指導のもと行っています。
各事業所を訪問して、職員の困りごとや事業所の運営状況をヒアリングするほか、ケアマネジャーとして業務をすることもあります。
介護職を志したキッカケや一燈園に入職を決めたキッカケは何ですか?
知り合いが老人福祉施設で働いていて、日頃から話を聞いていたので、社会人になる前から介護職には興味がありました。社会人になって約5年間、他法人で働き、別府に住むことになったのをキッカケに、30歳で一燈園に入職しました。
一燈園は規模が大きく歴史ある有名な社会福祉法人でしたので、安心感があったというのが入職の決め手です。
業務改善と技術導入で進化する介護の現場
一燈園ってどんな法人ですか?
積み重ねた歴史の中で、「ご利用者さまに尽くす」という理念、教えが脈々と受け継がれています。
ご利用者さまが喜ぶことを第一に考え、職員が一丸となって取り組む姿勢が根付いており、日々のケアだけでなく、レクレーションやイベント開催にも積極的です。
資格取得によるキャリアアップにも協力的です。介護業界でできることを増やすためには、資格取得が必須。法人内では勉強会が開かれるなど、バックアップ体制があります。
もちろん仕事をしながらの資格取得は楽ではありません。挑戦をためらう人もいるでしょう。しかし私は「たとえ資格試験に落ちたとしても、勉強したこと自体に価値があり絶対にプラスになる」と考えています。ぜひ、目標を持ってチャレンジしてほしいですね。
一燈園の魅力は何だと思いますか?
職員が働きやすいように、業務改善や環境整備に対して熱心に取り組んでいる点です。
施設でのノーリフトの研修に参加した際は、私が介護職として働いていた当時との違いに驚きました。介護は力仕事な部分も多々あるので、職員の身体的負担を減らす取り組みは喜ばしいことだと思います。
今はまだ進化の過程ですが、もっと定着して当たり前になればと思っています。
また、最近ではヘルパー事業所において補助金を活用したICTの導入を行っています。
ヘルパーが行う訪問時の記録を紙からスマホへ移行することで、業務の効率化や時短が図れるよう取り組んでいます。現場の皆さんも協力的で、新しいことを学ぼうとする姿勢が素晴らしいです。
現場での経験から管理職までの挑戦
辛かったこと、嬉しかったこと、心に残っているエピソードなど教えてください。
現場にいたときは、日々のやり取りの中でご利用者さまが笑顔を見せてくれたり、感謝の言葉をもらったりというような直接的な喜びがありました。
また、「メゾン・ド・いっとうえん」には設立当初から関わらせてもらいました。新しい施設を上司やチームの皆と共に一から形づくっていく過程は大変でしたが、完成して業務が回るようになったときはとても嬉しかったですね。
辛いのは、お世話させてもらっていたご利用者さまが亡くなったときです。高齢者を対象とする施設なので避けては通れないことなんですが、やっぱり辛いですね。
仕事を通じてやりがいを感じる部分はどこですか?
私が現在所属している在宅事業部は、いろいろな種類の事業を担当しています。管理職の立場では、職員達と協力して、それぞれの事業所が抱える課題を解決していく過程にやりがいを感じています。
介護職は人と関わる仕事なので、非常に奥深いです。何事もマニュアル通りにはいかず、常に勉強が必要で、相手を思う心がなにより大事だと感じています。
仕事と家庭は両立しやすい環境ですか?
今はもっぱら子育て世代をサポートする側ですが、子どもが小さい時は体調や学校行事に合わせて、柔軟に対応してもらっていました。当時から「家族の行事は大切にしなさい」と言われてきましたが、最近はさらに仕事と家庭を両立しやすい環境になっていると感じます。
育休制度を活用している人も多いですし、足りない部分はみんなでカバーして補い合っています。
みんな家庭や体調面などで困ることがありますので、「お互いさま」の精神が大切だと思います。
これから介護・福祉業界を目指す方に向けて
メッセージをお願いします!
介護の仕事は確かに大変です。しかし、近年はICTや介護ロボット等の導入などにより環境は大きく変わりつつあります。一燈園でも積極的に業務環境の整備に取り組んでいます。
介護業界ではチームケアが基本です。協調性があり、共感能力が高い方に向いていると思います。一燈園は、ご利用者さまの笑顔のためにやりがいを持って働ける職場です。ぜひ一緒に頑張りましょう。